今、日本で楽器人口が一番多いのはギターです。
手ごろな価格や、ファッション性、ＰＯＰＳや弾き語りなどでよく使われている
事で、わりと皆様手軽に始められる環境があるからでしょう。

しかしながら、その手軽さゆえに、「ギターは独学で・・・」という風習が
染み付いてしまっているようです。
学校生活の中でも、クラスメイトにピアノを習っている子はいても、
ギターを習っている子はほとんどいないのが現状です。

独学でしっかり基礎を身につけて、段階的にステップアップを
するというのは初心者には非常に困難です。

なので、今ギターを弾いている日本人はしっかりとした
基礎音楽力が身についておらず、
非常に特徴的な問題点がいくつかあります。


それは
「ギターを弾けるのに、音符が読めない」
「ギターを弾いてるのに、何の音を自分が弾いているか分からない
（自分が弾いている音がレなのかソなのかわからない）」
「ドレミファソラシドなどの音階名で考えないので、音感がない」
等です。
つまり、他の楽器奏者に比べて、

「音楽力が著しく低い」という事です。



こうなってしまったのは、基礎を省略して、簡単になんちゃってで始められる
教則本が沢山あるからでしょう。（こういった教則本のおかげでギターが普及
しているという一種の悪循環が起きています。）

これは本当にギタリストに多い問題で、ピアニストからすると理解しがたい
状況なのです。

彼らからすると
「（上記の問題点が分からないで）
いったいどうやって音楽を奏でてるのか？」自体が疑問のようです。

こういったギター市場での問題点をふまえて、
当ギター教室では以下のようにレッスンを進めております。

​

 

 

 

 

 

 

​

 

読譜力をつける

音符は音楽をやる上での共通言語です。
一度読めるようになってしまえば、それは必ず人生で財産になります。
また、ギターはピアノのように、素人目で見て、すぐにどこに何の音があるかが非常に分かりづらい楽器です。

自分が弾いている音が何なのか直感的に分かる力を付けていきます。

 

音感をつける

よく絶対音感をつけるには幼少期じゃないと間に合わないいって、音感というものをあきらめている方が多いです。
絶対音感は確かに幼少期以降に身につけるのは難しいですが、音感はそれだけではありません。
当スクールでは、「相対音感」を養っていきます。
これは絶対音感をもたないプレイヤーに必須の能力で、ポピュラーミュージックの専門学校や大学などで幅広く取り入れられている教育手法です。

 

リズム感をつける

独学において、一番ないがしろにされやすい部分ですが、非常に重要な要素です。

独学でやっていると、まず指が動いて弾けるようになって、それからリズム感が無いことに気づいてトレーニングを始めるというプロセスが多いですが、リズム感は反復練習です。

リズムをしっかり感じれるように初期段階からリズムトレーニングを導入します。

もし、費用をかけて、しっかり「習う」のであれば、手先のテクニックではなく、どこにでも通用する「音楽的基礎能力」をしっかり身につけてもらうことが一番大切だと考えております。
（大人のギター教室では、要望が無い限りこういったレッスンはしておりません。

学校で勉強で養っている国語力、計算力、等と同じ位置づけとして、音楽力を付けていきます。

それは今だからこそ容易に身につけやすいことでもあります。）


上記の音楽力も身につければ、例え今後違う楽器を始めても、即座に対応できるでしょう。

上記のような「音楽力」を身につけていきながら、それと平行して本人のやりたい曲やジャンルなどをレッスンしていきます。

そういった明確なやりたい曲等が無い場合は、今後どのジャンルにも対応できるような基礎的な演奏方法（指弾き、ピック弾き、コード弾き等）を、音楽をもっと好きになってもらえるように楽しみながらレッスンしていきます。
　

 

本番を通して集中力をつける

年に１度のホールでの演奏や、カフェなどでのミニ発表会を通して「本番を経験する」ことを大切にしています。
大人になっても発表会などの本番は好きではない人が多いですが、今後の人生において、1人で、または人前で何かを発表するという経験は大変役に立つことだと考えています。

本番の緊張感、そこに向けて準備する事など、多くの経験を学んでいただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギターを通して、音楽を奏でる楽しさを知ってもらい、そして財産になるような音楽力を身につけていただけるよう、誠意を込めてレッスンに励んでおります。

​

​​教室には、未就学児から使えるサイズのギターから小学生低学年、高学年、大人用全てのサイズのギターが揃っておりますので、生徒様にあったサイズをお選びいただけます。レッスン時のご利用も可能です。